アワー・ミュージック

正しいヒマの過ごし方。楽しいお金の使い方。

外に出るためのメンタルをととのえる

 

 前回、どうしたら外に出られるのかについて長々と書いたけど、今回はまたそのことについて書きたいと思います。どうして外に出たいかというと、定期的に人に会いたい、もしくは人に会えるような状態を保ちたい、とか、たまにはちゃんとしたデートらしいデートもしたいとか、今後の労働や学校のために、少なくとも週5で外に出ることを負担に思わないようになりたいとかが理由です。
 ぼくは精神状態が悪い時は本当に外に出るのがこわくなって引きこもる習性があるので、まずは精神状態を崩さずに一定に朗らかに保つということが最優先課題になります。精神状態を崩さないためには、最近わかってきたことですが、よく言われることが一番効果的です。つまりはよく食べて、適度な運動をして、しっかり眠ることです。僕の場合はそれに加えて、やらなきゃいけないことや宿題をこまめにやって時間的なゆとりを持つことと、定期的に人と話すことも必要です。時間に追われると、たちまちぼくは自分のことをウジ虫かなにかだとしか考えられなくなるし、窓から飛び降りたくなるからです。
 精神がちょっと危ないときのわかりやすい目印として、外に出るのがこわくなることのほかに、食事がとれなくなる、お風呂に入るのがめんどくさくなる、眠れなくなるなどがあります。
 食事がとれないとお腹が空いて眠れなくなるとか、体に力が入らなくて何もかも億劫になるとか、空腹にとらわれて気が散るとか、いろいろなことに悪影響を及ぼして全てが終わりになるので、どんな時でも食事はとる、ということを一番に気をつけています。そのために冷凍庫には常に小分けして冷凍したごはんとか、100円ローソンの餃子とか唐揚げを入れています。あとはシリコンスチーマーを使って電子レンジだけで簡単にできる料理のレパートリーを増やしたり、常備菜作りを研究したりして不測の事態(メンタルの不調)に備えています。そのへんは丸元淑生の『システム自炊法』などが参考になりそうです。毎日楽しく前向きに丁寧に料理に取り組めれば最高だけど、食事は毎日することで、疲れてる時もあれば気圧が低い日もあるし、たとえほとんど動けなくても何もやる気が起きなくてもとりあえず何かは食べられる、という仕組みを作っておかないとダメです。それと洗い物は普段からこまめにやっておくべきです。心がダメな時は洗い物なんてとてもとてもできません。そんな時にものを食べるためのお皿や箸がすぐに使えなかったらおしまいです。
 睡眠に関しては、寝坊して活動時間が短かったりずっと好きなことができていなかったり、何らかの不安やストレスを感じたり、次の日ちゃんと起きなきゃという強いプレッシャーがあったりすると一撃で寝られなくなってしまうので、かなり課題は多いです。あと目の前に楽しいことが多すぎて、ワクワクしすぎて寝られないこともあります。楽しみをとっておくこと、次の夜に繋ぐのもそんなに悪くないことを早くからだに叩き込みたいです。けどまあ睡眠に関しては、ちゃんと食べてちゃんと体を温めて、頭を空っぽにしてゆっくり呼吸して、それでも無理なら薬かお酒でも飲むしかない、それでも無理なら朝までアニメでも観ていろ、そんなふうに思います。一度生活リズムが狂ってしまうとどこかで無理をしないと戻らないのが本当にきついですね。寝不足だと外に出たり人に会ったりするのがつらいし、往来を走る車がかなりこわく感じたりします。人間生活が営なめません。ちなみに今も卒論のプレッシャーから昼夜逆転しかけていて不眠でこれを書いて意識を保っています。今日ちゃんと学校行けるかな…
 お風呂に関しては、ちゃんと入れとしか言いようがないですね。どうにかライフハック的なものを見つけようとしたら、こんな記事にたどり着きました。興味深いです。

(1)タモリ式入浴にする

 

しんどいけど、なんとか軽い入浴ならいける!という程度のときにおすすめなのがタモリ式。

タモリ式入浴、その名の通りタモリさんがやっているとテレビで紹介した入浴法です。その内容はというと

 

【髪・顔・脇・陰部・足だけを石鹸(シャンプー)で洗い、その他は湯船につかるだけ】

 

というものです。シャワーの場合は流すだけでOK。これだけでいくらか負担は軽減されますし、この5ヶ所がしっかり洗えていればだいぶサッパリします。

 

(2)蒸しタオルで体を拭く

 

風呂に入るのなんて絶対無理!でも外に出なければならない!そんなときは蒸しタオル。

タオルを濡らして固く絞って、電子レンジで1分チンして蒸しタオルを作りましょう。少し冷ますとちょうどいい温度になります。で、それで全身を顔から足の先まで拭きます。

 

これで体はけっこうサッパリしますし、体臭対策にもなります。ちなみに病院でもお風呂に入れない患者さんは体を拭くそうです。

「しんどいお風呂を工夫で乗り切ろう」http://menhera.jp/4036

 

 

 最後に、やらなきゃいけないことを余裕を持ってちゃんとやって時間的なゆとりを持つ、ですが、これが一番大事かもしれません。人生で一番自己嫌悪が激しくなったり死にたくなったり喉を掻き毟って叫びまくりたくなるのは間違い無く時間に追われている時です。やらなきゃいけないこと、今だったらたとえば卒論やバンドでやる曲のコピーですが、全く取りかかれないし全く進んでいません。ついつい他のことをして逃避してしまいます。ちなみに問題に直面した時に、逃避するくせがある人は、自殺するリスクがかなり高いそうです。データが言っていました。なので、しっかりと問題に取り組んで解決することができる人になることが、生存のために一番必要なことかもしれません。というかそれができれば生きる上で悩みなんてなくなるのでは、とすら思います。

 思えば、昔から宿題が全然できない子供でした。やりたくない気持ちも確かにあるのですが、やりたくてもできませんでした。ADHD的な傾向がかなりあるんだろうと思います。それは置いといて、22年間生きてきて、家で宿題が出来た試しがありません。なので、これからもできないんだろうなと思います。今までは場所を変えたり、隙間時間にチマチマやったりして、なんとか間に合わせてきました。最近は節約に凝っているので、宿題をやるためにいちいちファミレスや喫茶店に行ってちゃ大変だ、と思っていたのですが、生活に支障をきたしたり精神をぶっ壊したりすることはちっとも節約じゃありません。健全な精神状態でいるためには宿題をきっちりやることが必要で、家ではできないので場所を変えることが必要ならば、それにかかるお金は必要経費であって、節約とは区別して考えなければいけないことです。場所を変えたり、他のものに物理的に手が届かない環境を作ったり、人の目があったりしないと、まるっきり集中ができなくて、とにかく家で宿題が出来ないことはもう嫌というほどはっきりわかっています。

 本当に、生活を変えなければ宿題はできないと感じています。もっと生活にメリハリをつけたいというか、上手な時間の使い方というか、計画を立てたり見積もったり段取りをしてそれを実行する能力をつけなければこの先到底サバイブできなくてやばいです。

 やるべきことに集中できない、見通しが甘い、とりかかるのが遅い、計画的に物事を進められない、やる気が起きない、と問題は山積みですが、どうにか一つ一つ解決していきたいものです…

 今だって卒論を進めなきゃいけないのですが、こうやってブログに意味のわからない文章を書いてばかりいます。まことに、人間というのは不思議な生き物であることよ。

 

次回、「冬なのに外に出る」というタイトルで冬ならではの楽しみとかそういうことについてなるべく身近な範囲で考えていきたいと思いますが、その前に卒論をやりたいです。