アワー・ミュージック

正しいヒマの過ごし方。楽しいお金の使い方。

四年間

四年間続けたサークルの引退ライブがあった。三日間ぶっ通しのライブで、体力的にも精神的にも完全に燃え尽きた。僕らの二個上の先輩の名言で、「セックスみたいなライブがしたい」というのがあるんだけど、今回のライブは完全にそれだったと思う。同じ音楽…

冬はつとめて

誰かが自分が好きなことについて、気持ちのいいように綴った文章ってやっぱりいいなと思う。初期の村上春樹(羊をめぐる冒険より前)は、笑うのが好きなジャズミュージシャンがソロをとるみたいに、自分が気分が良くなるように好き勝手書いていたらしいけど…

いきもの

やっぱり外部からの刺激に敏感すぎる。音や光や、他人のまなざしや気分、気候や天候、季節や流行やムード、そういったものをすぐに内面化して擦り切れてしまう。感受性強めの人が、心のバランスを崩しやすいのは、入ってくる情報が大きすぎて、自分の中で中…

とりとめのない

お金を使うことは投票と一緒だという考え方がある。たぶんここ15年くらいで特に広まってきた考え方だ。いろんなことがちょっとずつ絡み合っている、というのはこわいことだと思う。なにをどこでどんな風に買うかによって、世界が少しずつ変わっていく、とい…

インターネットで考え中

まとまった情報、すっきり読みやすい記事よりも断片的なもの、垂れ流されたもの、電子の海をたゆたうささやかなきらめきや澱み、インターネットにはそういうものを期待したい。脳に直接つながっているような、無防備な文章に出会ったとき、インターネットを…

いっそひと思いに

インスタグラムを見てみると、いつでも誰かがどこかに行っている。大学生は春休みの時期に入ったからか、どこか遠くに出かけている人が目立つ。ある人は車に乗って、ある人は飛行機に乗って、遠くに出かけている。 最近、本を買う以外のたのしいお金の使い方…

滞りなく

ぼくがいちばん好きな幸福の定義はゼノンによる、「生に滞りがないこと」なんだけど、滞りなく、心地良く、適当なタイミングで適切な変化をしていくためには、どうしたらいいのか、頭で考えていても仕方がなさそうな事柄ではあるけど、そのことについてよく…

自立、地に足をつける、倚りかからない、そんな単語を頭の片隅に転がしつつ日々を送るようになって、だいたい一年になる。自立するとはどういうことなのか、どうすればそれが可能になるのか、ということを時には熱心に考え、時にはすっかり忘れて過ごした。…

冬に埋まる

朝の5時に起きた。ノートパソコンがキンキンに冷えている。寒波がきて急激に冷え込んで、全国で連日雪が降っているらしい。昨日も外に出たら耳がちぎれそうなくらい寒くて、嘲笑うかのように細かい雪がちらちら舞っていた。 寒いとたいへんだ。体に変な力が…

四日目

禁煙4日目。この頃には、体内のニコチンが完全に抜けるらしい。だからあとは、習慣的な吸いたい気持ちとの戦いになりそう。禁煙をして、どのくらいでどんな効果があるのかがわかるとちょっと励みになる。 健康と禁煙の情報 - 禁煙マラソン まだまだめっちゃ…

禁煙はじめました

禁煙始めました。なぜかというと、寒くてタバコを買いに行くのがめんどくさくて、もういっそやめちまおうと思ったからです。毎月食費よりタバコ代の方が多いし。今三日目くらいです。頑張ります。 ニコチンの依存性はコカインやヘロインと同じくらいだとかい…

いい映画は二度ベルを鳴らす

読書の楽しみの原体験は、「自分の中のもやもやがピタリと言い当てられている文章を見つけること」だった。映画の楽しみはあこがれや、「欲望を真似すること」だった。スクリーンの向こうのジェームスディーンにあこがれて、赤いジャケットが欲しくなる、そ…

気分を金で買え

好きなものや興味関心、思っていることを言語化することそれ自体が好きというか、一種の気晴らしになっているんだけど、言語化することによってそれまで抱いていた熱が自分の中でストンと落っこちてしまうというか、一段階落ち着いてしまうというか、トカト…

過去との折り合いのつけ方

去年の暮れに行くすえ来し方に思いを巡らせて、自分は過去との折り合いがうまくつけられないということに思い当たった。過去の出来事や、昔感じていた気持ちや感覚、かつて深く関わっていた人々とかのことを思いやるとあっという間に足場がゆらいで今がどこ…

言葉にならない

さっき文章を書くための準備期間がどうこうみたいな話をしたけど、言葉にならない、といった方が当たっているかもしれない。ギターを弾くときのフォームを直そうと思って変えたら、それが正しい姿勢であっても、最初は変える前よりも下手になる。音が安定し…

書くための期間

日記でも感想文でも手紙でも、どんな形であっても、書くということは続けていきたいと思っている。書くことは楽しいし、書くことによってはじめて、ぼくはいろいろな意見や実感を持ったりして、主体的になることができるような気がするから。 書くための期間…

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。2018年になりました。年々色々な種類の人を見て、年々人付き合いというものがわからなくなっていきます。そして、自分自身も年々色々な種類の人間になっていきます。文学少年的に青春を過ごしたので、いつも人生というもの…

ひとつのカラダの来年の抱負

度を過ぎた食べ過ぎは体に悪い。誰からも好かれようと思うのは精神に悪い。何にでもやたらめったら節度を持たずにのめり込むことも、社会適応にとってよくない。 食べ過ぎは良くないけど、食べたいものがたくさんあるのはいいことだと思う。行きたいレストラ…

コミュニケーション

こないだインターネットを徘徊していたら、こんな言葉に出会った。 行動学で言うコミュニケーションとは、他個体の行動の確率を変化させて自分または自分と相手に適応的な状況をもたらすプロセスのことであるジャレド・ダイアモンド著 長谷川寿一訳『セック…

有限

最近、禅を学びはじめた。禅関係で一番有名な、鈴木大拙の本も読みながら、それが現在、どういうふうに理解され、どんなふうに消化されているのか、わかるような本も並行して読んでいる。マインドフルネスとか言われている、そういうやつ。ライフハックの記…

音楽

音楽は慰めであるけれど、時には足かせにもなる。思い出を焼きつけるフィルムのような役割を果たすときもあれば、すべて忘れたい時にも聴ける。BGMや雰囲気作りにもなるし、天からの声のように響くこともある。音楽を聴いて、身体の芯から力がぐらぐらとみな…

メリメリ

メリハリのある生活、という言葉にまぶしさを感じている。ぼくは地を這うような志を持ちそれに見合った生活をしているけど、「早く人間になりたいと」という気持ちをいつも抱えているので、実用書めいたものもたまに読む。この前読んだ睡眠に関する本でも、…

ゼロから始める自炊生活

高校を卒業するまで、僕はずっと実家にいた。家の手伝いといえば、風呂掃除とゴミ出し以外はまるでしなかった。体感としては自動で服が洗濯され、風呂が湧き、部屋が綺麗になり、日に三度美味しい食事が出てきた(お父さんお母さんありがとう)。 大学進学を…

鍋のようだ

生活っていそがしい。今年から、生活というものを意識してちゃんとやろうとしてきたのだけど、そうすると季節の移り変わりが身にしみてわかるようになった。今週は冬将軍がやってきて秋を惨殺して街をすっかり冬に変えてしまったけど、スーパーに行くだけで…

外に出るためのメンタルをととのえる

前回、どうしたら外に出られるのかについて長々と書いたけど、今回はまたそのことについて書きたいと思います。どうして外に出たいかというと、定期的に人に会いたい、もしくは人に会えるような状態を保ちたい、とか、たまにはちゃんとしたデートらしいデー…

どうしたら外に出れるのか

立冬の日も過ぎて、暦の上でも体感的にもすっかり冬になり、もともと自分の中に巣食っている外に出たくない気持ちが日増しにすくすく育っているのを感じます。 外に出たくなさすぎて学校に行けない日があったりとか、「せっかく天気がいいからお出かけしたい…

寒いとカサカサした気分になる

寒い季節の日暮れ時、手も足もすぐ冷たくなって、食器洗うのが億劫になって、顔や唇がカサカサして、暗くなるのが早い。外も暗くなるのが早いし、僕も暗くなるのが早い。針葉樹林が見たくなっている。針葉樹林なんて、見たことあったかしら。多分あるんだろ…

料理や栄養に関するおすすめ本

自分にとって必要なものってなんだろうって、折に触れて考える。時間がたくさん余っている時は、もっとお金があったらなあと思うし、お金があっても時間がない時には、もっと時間をくれと思う。お金があんまりないから家で本読んだり映画観たり、ファミレス…

しりあがり寿とリアルと死

最近、しりあがり寿の漫画を読むのにはまっている。そもそものきっかけは、『真夜中の弥次さん喜多さん』(全2巻)をブックオフ的なお店で安く買って読んでとても良かったからだ。みんな名前は知っているけど読んだことある人はほとんどいないことで有名な…

たのしみを見つけたい

川上弘美の小説、短編集の『溺レる』と『ざらざら』を読んで、とてもいいと思った。登場人物が酒を飲んでたらたらとしたり、大した用事も目的もなく夜を歩いたりしながら、何気ない会話やしぐさの中で、切なくなったりツボに入ったり、ときめいたり遠い気持…